管理栄養士の浦川です。

7月20日(木)に清水本町調剤薬局で管理栄養士による栄養相談会を開催しました。

今回は血糖値が気になる1組の方が栄養相談会に参加してくださいました。

血糖値の変化に大きく影響を与える栄養素が糖質です。糖質はご飯・パン・麺類・お菓子など、いろいろな食べ物に含まれています。食後の血糖値の変化は食事や間食の種類によって異なり、糖質の多い食品を食べるほど血糖値が上がります。

今回は間食におすすめの食品を紹介します。

★果物

果物はビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富です。しかし、食べすぎると中性脂肪の増加や体重増加をきたす可能性がある為、1日80kcalを目安に摂取してください。

80kcalの目安:みかん2個、キウイ1個半、りんご半分、なし半分

★ナッツ類

ナッツには普段不足しがちなマグネシウムやカルシウム等のミネラル類や食物繊維、ビタミンE、葉酸などのビタミン類が含まれます。また、不飽和脂肪酸が多く含まれるため、LDLコレステロールや中性脂肪を減らし、動脈硬化を防ぐ作用があります。しかし、カロリーも高いので、1日に20粒程度に抑えましょう。塩味付きのものだと塩分を摂りすぎてしまうので、無塩タイプのものを選ぶようにしてみて下さい。

★たんぱく質

たんぱく質を一緒に食べると血糖値の変動が緩やかになる為、たんぱく質源が含まれたものを選ぶようにしてみて下さい。チーズや無糖ヨーグルト、小魚、ゆで卵などには糖質も少なく、たんぱく質を摂ることで腹持ちもよくなります。

間食は摂る量、摂る種類を適切にすることが大切です。以上を参考にご自身を間食習慣を振り返ってみて下さい。

 

次回の栄養相談会は8月24日(木)清水本町調剤薬局にて行います。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。