日時:平成30年4月19日(金)19:00~
場所:八王寺店研修室
講師:アステム薬事監査部 秦野先生
内容:オルケディア錠、アジレクト錠、オゼンピック皮下注、トレムフィア皮下注、ゾフルーザ錠

1、オルケディア錠1mg・2mg(協和発酵キリン、一般名:エボカルセト錠)

□ 二次性副甲状腺機能亢進症治療薬(Ca受容体作動薬)
□ レグパラ錠、パーサビブ静注に次ぐ、3剤目のCa受容体作動薬
□ レグパラ錠の後継品の位置づけで、レグパラ錠よりも悪心・嘔吐が少ない
□ 開始用量は1回1(~2)㎎、維持量1~8㎎(最大:12㎎)

2、アジレクト錠0.5㎎・1mg(武田、一般名:ラサギリンメシル酸塩錠)

□ パーキンソン病治療薬(MAO-B阻害剤)
□ エフピーOD錠に次ぐ、2剤目のMAO-B阻害薬(同様に併用禁忌は多い)
□ エフピーOD錠とは異なり、メタンフェタミンやアンフェタミンといった代謝物を生成しないため、覚せい剤原料に該当しない
□ エフピーOD錠とは異なり、残増不要で、1日1回1㎎

3、オゼンピック皮下注2mg(ノボ、一般名:セマグルチド)

□ GLP-1受容体作動薬(Weekly)
□ デバイスはフレックスタッチ→注射針が細い(31~34G)
□ 複数回使用可能、用量調節可能、空打ちが必要
□ 初回用量0.25㎎、維持用量0.5㎎、最高用量1.0㎎

4、トレムフィア皮下注100mgシリンジ(ヤンセンー大鵬、一般名:グセルクマブ(遺伝子組換え)製剤)

□ 乾癬治療薬(抗ヒトIL-23モノクローナル抗体)
□ 自己注射不可、投与間隔8週間
□ 「結核等の感染症を含む緊急時に十分に対応できる医療施設において、本剤についての十分な知識と乾癬の治療に十分な知識・経験をもつ医師のもとで、本剤による治療の有益性が危険性を上回ると判断される患者のみに使用」と警告にあり、日本皮膚科学会承認施設のみ導入可能となる見込み。

5、ゾフルーザ錠10㎎・20㎎( 塩野義、一般名:バロキサビル マルボキシル錠)

□ 「先駆け審査指定制度」対象品目となった新規作用機序の抗インフルエンザ治療薬(キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬)
□ 単回経口投与でタミフルと同等
□ 予防適応なし
□ 利便性・アドヒアランスの面でメリットがある