日時:11月17日(金)19:00~
場所:八王寺店研修室
講師:アステム薬事監査部 秦野先生
内容:イブランスカプセル、マヴィレット配合錠、ルパフィン錠、ケブザラ皮下注、レクタブル2mg注腸フォーム

1、イブランスカプセル25mg・125mg(ファイザー、一般名:パルボシクリブカプセル)

□ ホルモン受容体(HR)陽性進行乳がん治療薬(CDK 4/6阻害剤)
□ mTOR阻害薬アフィニトール錠に次ぐ、2剤目の経口の分子標的治療薬
□ ステージ4のHR陽性症例患者に内分泌療法薬に併用して用いる
□ 1日1回125mgを食後、1サイクル=3W投与+1W休薬

2、マヴィレット配合錠(アッヴィ、一般名:グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル配合剤)

□ C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善(DAA阻害剤)
□ ジェノタイプ(GT)1型IFNフリー療法レジメン6番目
□ GT1~6型のすべてのGTに適応を持つ初のIFNフリーレジメン
□ 肝臓で代謝を受けず、fuも1%以下、投与期間も最も短い

3、ルパフィン錠10mg(田辺三菱、一般名:ルパタジンフマル酸塩錠)

□ H1受容体選択性抗ヒスタミン薬、1日1回
□ タリオン特許切れに伴う後継品だが、クラリチンやデザレックスの類似構造
□ CYP3A4の基質薬のため、GFJの飲用を避け、CYP3A4阻害剤との併用に注意
□ 「自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう」注意喚起あり

4、ケブザラ皮下注150mg・200mgシリンジ(サノフィ、一般名:サリルマブ(遺伝子組換え)製剤)

□ アクテムラに次ぐ、IL阻害薬
□ 1回200mgを2週間隔で皮下投与(患者の状態により1回150mgに減量)
□ MTXで効果不十分な場合に追加を検討する生物学的製剤(bDMARD)に分類
□ 単剤でも効果を示すため、MTXが使えない患者にも

5、レクタブル2mg注腸フォーム14回( EAファーマ、キッセイ、一般名:ブデソニド注腸フォーム剤)

□ UC治療薬(注腸ステロイド製剤)
□ 1回あたり1プッシュ(ブデソニドとして2mg)、1日2回直腸内に噴射
□ 泡状なので、液漏れや排便誘発が少ない→使い勝手がよい
□ 局所で薬効を発揮し、吸収後は速やかに薬効を消失するアンテドラッグ