管理栄養士の福嶋です。

11月14日(木)にひかり調剤薬局で栄養相談会を開催しました。

今回は便秘症や腎臓病、カリウムの値が気になる3組の方が栄養相談に参加してくださいました。

便秘症の方は食物繊維、水分、運動を意識することが大切です。食物繊維は便を柔らかくしたり、腸に刺激を与える働きがあります。水分は十分に摂ることで便が柔らかくなり排便がスムーズになり、運動は適度に体を動かすことで腸の活動を活発にします。食物繊維はもち麦や押し麦、海藻類、果物、野菜類、きのこ類、芋類に多く含まれています。食物繊維の摂取量を増やすには主菜を変えることが手っ取り早く、白米にもち麦や押し麦を加えるだけでも食物繊維の摂取量が変わっていきます。

腎臓病は腎機能が低下するにあたり食事制限が厳しくなっていきます。塩分制限から始まり、タンパク質制限、カリウム制限と徐々に制限するものが増えていきます。制限するものは増えてもエネルギー量は十分に摂る必要があります。腎臓病予防には腎臓に負担をかけすぎないことが大切です。塩分を控えて、たんぱく質を摂りすぎないように日頃から気をつけましょう。

カリウムは野菜や果物、芋類、海藻類、納豆、野菜ジュースなどに多く含まれているため過剰摂取に気をつけなければなりません。またカリウムは水溶性のため茹でたり、水にさらすことで摂取量を減らすことができます。

次回の栄養相談会は12月12日(木)ひかり調剤薬局にて行います。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。